ハウルの動く城・情報・感想・解説・まとめ

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     作品について の 説明  

 

 *ハウルの動く城  -  スタジオジブリ  -  wikipedia 

  英題  :  Howl's Moving Castle   *スタジオジブリ HP 

 

 *日本の 長編アニメーション映画。

  監督は、宮崎駿。スタジオジブリ製作。

  原作は、イギリスの作家 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ の

  ファンタジー小説  魔法使いハウル と 火の悪魔 』。

  東宝系 で 2004 年 ( 平成 16 年 )  11 月 20 日 に 公開。

 

 *wikipedia によると、後半は 戦争が付け加えられ、

  原作にはない展開 と なっているようですね。

  比べてみると 面白いかもしれません。

 

     あらすじ  

 

  父の残した帽子屋を営むも、荒地の魔女の

  呪いによって老婆にされ、旅におもむく ソフィー

  悪魔と契約し 魔法を操り、自由・平和 を求め逃れつつ

  奇妙な動く城で 気ままにさすらい放浪する ハウル

  ソフィーに出会った ハウル、

  ハウルに出会った ソフィー の、そして、

  それぞれに出会った登場人物たち の

  心の葛藤や欲望と、そのうつりかわり、

  結びつき、ささえあい、

  つながりあいが 心に響く物語。

ハウルの動く城

 

  キャッチコピーwikipedia によると、 「 ふたりが暮らした。」 ( 糸井重里 )  「 この城が動く。」

  「 生きる楽しさ。」  「 愛する歓び。」  「 ヒロインは、90歳の少女。」  「 恋人は、弱虫の魔法使い。」

 

  僕が キャッチコピー をつけるとしたら、 「 奇妙な城の物語。」  「 求め旅立つ。」  「 二人と皆の心の和。」

  「 逃げない絆。」  「 出会いつながり人のぬくもり。」  「 守るべきものができた。」  「 新しい家族ができました。」

  とかですかね。

 

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     登場人物 紹介  

 

  ソフィー・ハッター  (  Sophie Hatter    [ 声 ]    倍賞千恵子  )

 

   家に縛られ、心に葛藤をかかえる 少女。

   ( 長女・家長的・家族関係 [ 父娘? ]・劣等感  [ 容姿 ]・奥手・自信のなさ )

   荒地の魔女にかけられた呪い をとくために 旅立つ。

   献身をもって ハウル と向き合い、カルシファー に自由をもたらし、

   隣国の王子 の呪いをとき、世界を 平和・安寧 へと導く 鍵のような人物。

   過去読み の力の発現 により、適正な活力・寿命 を与える力を得る?

 

  ファニー  (  Fanny    [ 声 ]    八十川真由野  )

 

   ソフィーの継母。レティーとすごく容姿が似ている。

   血のつながりは あるのだろうか ?  レティーは実子でつれ子 ? ソフィーの父との子?

 

  レティー  (  Lettie    [ 声 ]    香月弥生  )

 

   ソフィーの妹。ソフィーに、本当に帽子屋になりたいのか ?

   自分のことは自分で決めなきゃだめ と問いかける。独自心。オリジナリティー。

 

  ハウル  (  Howl    [ 声 ]    木村拓哉  [ 元 SMAP ]  )

 

   強大な魔法力 をもち、争いを嫌い、自由きまま で、

   ぶらぶらとした男性 の 象徴的な存在。( 旅人・自由人・縛られない・風来坊 )

   サリマン に 求められおいかけられ、( 魔法学校で誓いを立てさせられているが、

   戦争で魔法を使うことに乗り気ではない。)

   荒地の魔女に心臓を狙われ、逃げている。

   気の向くままに 魔法を駆使し 争いに加担せず、あてどなく 流浪 している。

   美を求め、偏執的なこだわり を 持つ。

 

  カルシファー  (  Calcifer    [ 声 ]    我修院達也  [ 若人あきら ]  )

 

   ハウルが 流れ星を捕らえ、魔法力をえるため、

   願をかけたことによって 産まれた悪魔。

   若い心臓と 魔法力を ひきかえ・交換条件 に 命を得、

   暖炉にとらえられる契約 を結び、下働きをさせられている。

   ソフィーに 契約の秘密 を解き、自由 になることを お願いする。

 

  マルクル  (  Markl  Howl    [ 声 ]    神木隆之介  )

 

   ハウルの動く城に ハウルと共に住んでいる 弟子で子供。

   みなし子だったのだろうか? 戦争孤児?

 

  サリマン  (  Suliman  Howl    [ 声 ]    加藤治子  )

 

   あやふやで 危なっかしい世界 を なんとか裏で操り ささえ、( 防御 )

   欲を持ちつつも、( 周りに ハウルに似た格好をした侍従 を はべらせる。)

   なんとか 正常バランス を保ち、破滅 を 防いでいる 宮廷付き 魔法使い。

   ( みんながみんな欲深いなら、[ もちろん自らも ]  内に入って おさえるしかない。自己保身。)

   いろいろと 影 で 手を回している のでしょう。ハウル で言うと、

   魔法で 秘密の花園 をささえているような。( そういう シーン があります。)

   ( とすると、ハウルは、美的なもの を 裏でささえているのでしょう。

    損なうと、闇の精霊を呼び寄せる。しもべにして、手元に おきたくなるはずだ。

    また、荒地の魔女のようになっても、敵陣営についても 困る。)

   ハウル に焦がれ、手元におきたいと欲しつつ も、成長を見守る 母親的な側面 も もつ。

   危険な能力を持つものを防ぎ、元の姿に戻す能力 を持つ。

   ( 防御・無効化能力。荒地の魔女 と対峙し、無効化する。[ 世界に流れる力の変化・浄化 ]

    これで、無効化のほうに 世界が移行する。 [ 刻印化・行いが自らに返る・因果応報 ] )

   隣国の王子 が カブ頭 から 人間 ( 正常な、自然な姿 ) に戻り、

   ハウルの 成長・正常・一人立ち を 知らされた時に、

   ( ソフィーとの カップリング は しゃくだけれど。

     育んできた防御・バランス・浄化 能力 が、自らに適用 される。)

   ばかげた不自然な欲望・戦争 ( 植民地・版図、権益拡大・恨み )

   終わらせることを 決意する。( 随分若いお母さんだこと。)

   ( 戦争の原因も、隣町の王子 が 魔法・呪い によって 姿を消した? ことにもあるのではないか と。

     [ 戦争のモチーフ、モデル は、サラエボ事件? ]

     隣国は武力・科学技術力にひいで、サリマンの町は 魔法にひいでている?

     隣国は 王子を亡き者にした魔法を憎み恐れ、魔女狩り をしている? サリマンを取り合う?

     ハウルは成長し、サリマンの監視 庇護をはなれ、

     世界の正常 に 目覚め 動き出す。

     今度は、ハウルとソフィーと その仲間、家族達 が 先生というわけだ。

     何? 今頃 連絡してきて。ハッピーエンド ってわけね。

     ハウル [ 美 ] に 嫌われないように。

     かごの中・地上の城 から、空・世界の鳥 へ。)

 

  荒地の魔女  (  [ 声 ]    美輪明宏  )

 

   宮廷をおいだされ、欲望のおもむくままに、荒地 を さまよう。

   サリマン と 過去に宮廷で、ライバル として しのぎをけずっていたのだろうか。

   荒地で 鍛えられたのであろう、愚直な心 が 身に現れる 呪術 を 身につけている。

   ( 自身においては 若さ欲望。ソフィーに 対しては 容姿や関係 による 葛藤

    ソフィー が 老婆の姿 されるのは、若いのに 老成しすぎた精神 や、

    恋愛や自由に対する あきらめ が 愚直に身に現れたものだからなのでしょう。

    [ 老人になるというか、やつれ の心。] )

   若い男の心臓 を欲しがるのは、それが 愚直・率直な 欲望の源である

   肉体の中心の象徴 だからでしょう。荒地の魔女の魔力の源?

 

  カブ  (  Prince Turnip    [ 声 ]    大泉洋  )

 

   カブ頭 の かかし。正体 は、魔法 によって カブ頭 の かかし にされた 隣国の王子

   王子 が 行方不明 に なったこと も、戦争 の 原因 の 一因 と 思われます。( サラエボ事件 を 参考? )

   愛するもの の キス ( ソフィー の キス ) によって 呪い が 解ける のですから、

   貴族的慣習 や、政略結婚忌避 する ルネッサンス的 文化的進歩人 という 設定 なのかもしれません。

   貴族、王族的縛り・念力 によって 呪い に かかり、

   カブ頭 になって 放浪 していた のでしょう。

 

  ヒン  (  Heen    [ 声 ]    原田大二郎  )

 

   特殊 な 能力 を 持つ サリマン の 飼う 老犬。

   伝令 の ような、特殊 な 能力 を もっている。

   もしかしたら、呪いにかかった人 なのかもしれません。

 

  どろどろキバ欲望しもべ人間  (  すみません。勝手に 命名しました。)

 

   サリマン先生 や 荒地 の 魔女 の 手下達。石油・ヘドロ のような。

 

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     感想・解説  

 

  原作 の wikipedia で、ファニー が ソフィー の 継母 だと知りました。

  ソフィーの父は、死んでしまったのでしょうか。戦争にとられた のでしょうか。

  父の残した帽子屋で働くソフィー。 ( こねずみちゃん。)

  鏡を見て顔をしかめるあたり、父親似で かわいがられなかったこと に

  葛藤があるのでしょうか。朴訥で無口で不器用な、

  職人かたぎの父親像が、容易に想像できますね。

  継母のファニー は 奔放に遊びまわっている ようですね。

  母親似の レティー  ( かわいがられたのでしょう・ファニーの実子 ? )  は、

  パン屋で、アイドル的な売り子として、人気をはくしている ようですね。

  たずねてきたソフィー に、本当に帽子屋になりたいのか と問いかける。

  その問いに、私 長女だからと 答えるソフィー。

  長子らしい、家にとらわれた振る舞い ですね。( 後継ぎ )

  荒地の魔女に 愚直な心が姿に現われる呪い をかけられたソフィ ーは、

  老婆の姿になり、容姿を気にせずとも大丈夫 と ふっきれたのか、

  魔法を解こうと思ったのか、魔法的な仲間を探そう と思ったのか、( もしくはそのいずれも )

  魔法使いがさまよう荒野 に向かって 旅に出かけます。 ( 目的地 は 中折れ谷 )

  荒野で さかさになっているのを助けた カブ頭のかかしカブ の 導きの下、

  ハウルの動く城 に 招き入れられる ソフィー。

  今 考えると、カブは、ライバルの下に ソフィー を 招き入れたのですね。

  おばあちゃんだったから でしょうか。 ( ただただソフィーを助けたい一心だったのでしょう。)

  カルシファー に 招き入れられ、ハウルの動く城 に入ったソフィー は、

  自らを掃除婦 として位置づけ 働くことにする。

 

  以下 作成中。

 

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